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福祉用具専門相談員の資格を取得する方法

お役立ちブログ掲載日:2018/11/02

長寿高齢化社会の中で、今福祉関連の資格取得が需要の高まりを受けています。その1つに「福祉用具専門相談員」という専門職がありますが、どのような仕事をするのかを説明できる人はまだ少ないかもしれませんね。

このページでは福祉用具専門相談員について紹介します。福祉用具専門相談員とは何なのか、その仕事内容や資格取得方法についても説明していきます。

 

福祉用具専門相談員とは

福祉用具専門相談員とは、福祉用具の選定から調整、メンテナンスや利用者への使用アドバイスなどを行う専門職です。ケアマネージャーや介護福祉士など、他の介護専門職と連携しながら動き、高齢者の生活を福祉用具によってサポートできるようにします。

福祉用具には多くの種類がありますがその代表的なものが車いす、介護用ベッド、入浴や排せつを補助するもの。これらの道具は介護保険の認定を受けたもので、利用する高齢者も介護認定を受けています。ひとたび要介護認定を受けてしまうと、たとえ段階が低くても日常生活に影響がある点には変わりありません。介護をする側、される側、双方の負担を軽減するのが福祉用具なのです。

また福祉用具専門相談員は、介護保険で指定された福祉用具貸与・販売事業所に2名以上の常駐が義務付けられています。ゆえにこれから期待される職種の1つと言ってもいいですね。

 

福祉用具専門相談員の資格を取得するためには

福祉用具専門相談員になるためには、専門の資格の取得が必須です。資格取得には、都道府県知事に指定された事業者が行う福祉用具専門相談員指定講習を受講し、50時間のカリキュラムを修了しなければなりません。

終了後には、学習したことの理解度を評定するための修了評価が筆記試験でおこなわれます。福祉用具専門相談員指定講習を受講するのに特別な条件は必要ないため、誰でも受講できる門戸の広さです。民間の各種資格スクールなどでも専門書や対策本が出版されるなど、これから必要とされる専門資格として今大変注目が集まっています。

なお福祉用具専門相談員指定講習は、都道府県で認定された研修機関(指定講習事業者)で受けられます。

最寄りの研修機関を知りたい場合は、各都道府県のホームページに随時掲載されています。

 

福祉用具専門相談員になるための講習の内容とは?

福祉用具専門相談員の試験には指定の講習を受けることが必要です。講習で学ぶ主なものについて、それぞれ分かりやすく紹介していきましょう。用具そのものについてはもちろん、社会的役割や介護保険についての現状についても幅広く学習していきます。

 

福祉用具専門相談員の役割

福祉用具専門相談員の仕事内容や社会での役割、目的などについて学びます。高齢者の生活をサポートするために必要な意識を持てます。

 

介護保険制度等に関する基礎知識

介護保険制度の基礎知識について学習します。福祉器具の貸出には介護保険の認定を受けていることが条件で、必要な知識となります。

 

高齢者と介護・医療に関する知識

高齢者が置かれた介護、医療での現状について勉強します。日常業務でヒアリングする機会が多くなるため、現状を知ることはとても大切になってきます。

 

個別の福祉用具に関する知識・技術(演習あり)

福祉用具そのものについての使い方や特徴などを、演習も含めて習得します。器具のアドバイザーとして大切な基礎知識です。

 

福祉用具サービス計画(個別援助計画)等について

福祉用具を選定、調整するために必要なサービスや計画書について学習します。計画書の作成は金銭にも関わってくるため、業務の中でも大変肝になっているところです。

 

福祉用具専門相談員の実際の仕事内容について

福祉用具専門相談員の仕事内容は、以下のような流れで進みます。単独よりケアマネージャーなど他の介護専門職と一緒に訪問をしたりする機会が多くなります。そのため、協調性と柔軟性と社交性の高い人が適任だと言われています。

知識や技術はもちろんですが、利用者宅を訪問する機会が多くなり、対人的な色合いが強い職種だとも言えます。

 

選定相談

利用者の現在の状態や使用する場所の住環境などを考えながら、福祉用具がどのように役立つのかを話し合いながら最適なものを選び出します。各家庭の状況に合わせて使いやすいように工夫していきます。

 

計画作成

相談内容にもとづいて、福祉用具の利用計画を作成し、見積もりを立てていきます。通常はケアマネージャーも同行の元で、利用者とコミュニケーションを図っていきます。

 

適合・取扱説明

利用者の身体の状況に合わせた器具の微調整を行い、使いやすく日常をサポートしていきます。さらに、安全で最適な使用のために、器具の取り扱いについて分かりやすく説明します。

 

訪問確認

モニタリングとも呼ばれ、定期的に利用者宅を訪問して器具のアフターサービスを行います。その都度使用状況を確認し、適合しなくなっていれば新しいものへの交換を提案するなど、継続使用にあたってとても大切な部分です。

 

まとめ

福祉用具専門相談員とは、車いすなどの介護必需品についてのエキスパートとして、高齢者の生活をサポートしていく大切な仕事です。資格取得は必要ですが、年齢や性別の制限がなく、誰でも福祉器具の知識をつけられます。

長寿化社会において、これからますます期待のかかる職業の1つですので、資格を取得してみてはいかがでしょうか。

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