
日本の65歳以上の高齢者は、人口の5分の1を占めています。今後も高齢化率(65歳以上の高齢者が総人口に占める割合)は上昇を続け、2055年には国民の2.5人に1人は高齢者となる見込みです。(平成19年版高齢社会白書)
健康で長生きするためには、若い時期から健康づくりに励み、高齢期に入ってからも、病気あるいは介護の必要な状態にならないための予防に取り組むことが必要です。私たち一人一人が自分の健康づくりは自己責任という意識を持って、介護予防を行う時代がやってきました。 |

「介護予防」とは、健康な生活を長く続け、介護を受ける状態にならないようにすること、そして、それを後押しするアプローチのことです。介護が必要になった場合に、それ以上悪化させないように改善していくのも介護予防です。具体的には、積極的に体を動かすことによる運動器の機能向上、栄養改善、口腔ケアが介護予防の三本柱です。 |

介護予防の大切さがわかっていても、個人が自主的に介護予防の行動を起こすのは難しいものです。そこで、必要になるのが、専門的な知識と技能を持って介護予防を推進する介護予防指導士です。介護予防指導士とは、多くの方が豊かな老後を過ごせるように、要介護者ばかりでなく、元気な方をも対象として介護予防を指導する資格です。
私たち日本介護予防協会は、介護予防に携わる人材の育成が急務であると考えます。介護予防の考えと意識を多くの方に持っていただき、介護予防を実践する必要があると考え、「介護予防指導士講習」を開講しています。
講習では、筋力トレーニング、ストレッチング、転倒予防、栄養ケア、口腔ケア等の指導方法を習得することができ、修了の認定を受けた方に介護予防指導士の資格が与えられます。既に取得されている資格に介護予防の知識と技術をプラスすることで、お仕事の幅を広げていただくことができます。 |