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介護予防指導士講習で身につくこと
介護予防に取り組むことで、歳を重ねるごとに生じるさまざまな不安を乗り越えるチカラを身につけることに繋がっていきます。
高齢者だけでなく、中高年から知っておきたい大切な知識です。
介護予防指導士講習は、10つの科目を合計およそ25時間、じっくり学べるeラーニングと、実技指導も体験できるスクーリングで、自分のペースでしっかりと身につけて、実戦に活かせます。
「知っている」から「指導できる」へ
本講習では、知識の習得だけでなく、実際の介護予防活動で活用することを重視しています。
筋力トレーニングやストレッチング、体力測定、認知機能トレーニング、転倒予防運動など、具体的な実践方法を学び、対象者の状態に応じて安全に実施するための考え方を身につけます。
筋力トレーニングでは、過負荷・個別性・継続性などの原則を踏まえた指導方法も扱われています。
さらに、万一の急変や事故に備え、119番通報、心肺蘇生、AED、応急処置まで学ぶため、介護予防活動を安全に実施するための基礎も身につけることができます。
科目紹介
本講習では、介護予防の基本的な考え方から、リハビリテーション、栄養ケア、口腔ケア、体力測定、筋力トレーニング、ストレッチング、認知症対策、転倒予防、救急蘇生までを体系的に学びます。
身体機能だけを見るのではなく、「その人が自分らしい生活を続けるために、何が必要か」を総合的に考え、予防・評価・実践・安全管理までを一連の流れとして身につけていくカリキュラムです。
📍介護予防概論
介護予防の基本となる考え方を、人口構造や社会保障、高齢者の健康・QOL、加齢による心身の変化など幅広い視点から学びます。フレイルや老年症候群、介護保険制度、地域での介護予防活動について理解し、「できなくなってから支える」のではなく、できるだけ長く自分らしく生活するために何が必要かを考えます。
📍リハビリテーション(医療的立場から見る介護予防)
リハビリテーションの基本的な考え方や、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など専門職の役割を学びながら、介護予防との関係を理解します。加齢による身体機能の変化、関節や痛みの基礎知識、サルコペニア・ロコモティブシンドローム・フレイルなど、高齢者の身体を理解するために必要な医学的知識を幅広く学びます。
📍栄養ケア(介護予防のための食事と栄養)
高齢期の健康を支える食事と栄養について、低栄養・過栄養の両面から学びます。低栄養とフレイルの関係、体重やBMIの見方、必要な栄養素、水分摂取、口腔機能などを理解し、日々の食生活から介護予防につなげる方法を身につけます。
📍口腔ケア
むし歯や歯周病の予防だけでなく、「噛む・飲み込む・話す」といった口腔機能を維持することの大切さを学びます。口の衰えと低栄養、誤嚥性肺炎、フレイルなどとの関係を理解し、日常生活の中で実践できる口腔ケアや口腔体操について学びます。📍測定と評価
握力、歩行能力、バランス、柔軟性など、高齢者の体力を客観的に把握するための測定方法と評価の考え方を学びます。測定結果から現在の身体機能を読み取り、日常生活や将来のリスクを考えながら、その人に合った介護予防の取り組みにつなげます。
📍筋力トレーニング指導
筋肉の仕組みや働きを理解し、立つ・歩く・座る・物を持つといった日常生活に必要な筋力を維持・向上するためのトレーニング方法を学びます。安全で効果的な運動を行うための基本原則や負荷の考え方、下肢・上肢・体幹の具体的な運動方法まで身につけます。
📍ストレッチング
筋肉や関節を無理なく伸ばし、身体を動かしやすくするストレッチングについて学びます。静的・動的ストレッチングの違いや効果、身体の状態に応じた使い分け、安全に行うための注意点を理解し、首・肩・腰・脚など全身に対する基本的な実践方法を身につけます。📍認知症対策
記憶・判断・言語などの認知機能や脳の働きを理解し、加齢によるもの忘れと認知症の違い、認知症の主な種類や症状について学びます。さらに、MCI(軽度認知障害)を含む早期段階からの予防、運動・食事・知的活動・社会参加など、日常生活の中で認知機能を維持するための方法を学びます。📍転倒予防
高齢者に多い転倒について、その原因やリスクを身体・認知・生活環境の面から学びます。筋力、バランス、歩行能力、感覚、注意力など、転倒予防に関わるさまざまな要素を理解し、安全な身体の使い方や実践的な運動方法を身につける科目です。📍救急蘇生
介護予防の活動中に起こりうる急な体調変化や事故に備え、緊急時の判断と対応を学びます。119番通報、心肺蘇生、AEDの使用、気道異物への対応、出血や骨折などの応急処置について理解し、救急隊へ引き継ぐまでの基本的な対応を身につける科目です。受講後に広がる視点
受講を通して、
- • 自分の専門分野だけでなく、身体・栄養・口腔・認知・生活環境を総合的に見る
- • 現在の状態を評価し、必要な介護予防プログラムを考える
- • 高齢者本人の生活や目標に合わせた支援を考える
- • 介護が必要になってからではなく、その前の段階から働きかける
- • 医療・介護・地域活動など、それぞれの現場で介護予防の視点を活かす
といった力につなげることができます。

