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理事長挨拶
理事長挨拶
2000年に介護保険法が施行され、2006年には「介護予防」の仕組みが導入されました。その潮流のなかで、私たち「特定非営利活動法人 日本介護予防協会」は誕生いたしました。 2025年8月には設立20周年の記念大会を盛大に挙行いたしました。本大会は、改めて「介護予防とは何か」という本質を問い直す契機となりました。介護予防を「高齢者のために必要なもの」とする従来のハイリスクアプローチから脱却し、「すべての世代にとって重要である」という概念へと前進させる、まさに転換点となる意義深い大会であったと位置づけております。 介護予防と言えば、「足腰を丈夫にし、元気に暮らす」といった高齢者向けのイメージで語られがちです。しかし本来は、「疾病予防」も含め、高齢期のみならず生涯にわたる生活全般を支える重要な概念です。今まさにその真の理解が求められており、専門的な表現を借りれば「ポピュレーションアプローチ」の手法へと段階を進めるべき時を迎えています。 当協会の使命は、健康に関心の薄い層や若年層を含めた、国民全般に向けて働きかけていくことです。幅広い年代へ向けて根気よくアプローチを展開していくことこそが、時代の要請であると厳粛に受け止めております。 誰もが健康で自立した生活を保持し、安穏な生涯を送ることができるよう、まずはご自身から、そして周囲の人々へも関心の目を向けていこうではありませんか。
特定非営利活動法人 日本介護予防協会
理事長 式 惠美子